【韓国紙】「韓国全土で性的暴力事件は1日に平均73.8件、13歳未満を対象とする性犯罪は平均2.9件だ。物理的去勢をすべきなのだろうか」


1鴉 ★@\(^o^)/2015/06/28(日) 20:34:55.87 ID:???.net
【記者手帳】化学的去勢に限界? 打つ手はあるのか
Aさん(48)には性的倒錯の症状があり、1984年から2002年にかけ、13歳未満の女児4人に性的暴行を加え、
22年を刑務所で送った。
繰り返し収監されたため、3カ月以上自宅で過ごしたことはない。
2012年に出所したAさんは法務部(省に相当)の薬物治療命令で韓国初の「化学的去勢」を受けた。


韓国全土で性的暴力事件は1日に平均73.8件起きる。13歳未満を対象とする性犯罪は平均2.9件だ。
性犯罪者の再犯を防ぐため、政府は2008年から電子足輪を採用した。
10年には身元情報を
インターネット上に公開した。11年には薬物で男性ホルモンを抑制する化学的去勢法を導入した。


化学的去勢は韓国社会が性犯罪者をコントロールする事実上最も強力な手段だ。身元公開や
電子足輪は家族や職場など一定の社会的支持基盤がある性犯罪者には効果的だ。

家族や職場がなく、社会に適応もできない場合には、電子足輪を装着しても性犯罪を犯すことをためらわない。

現在Aさんを含む7人の性犯罪経歴者が「性衝動薬物治療法」に基づき化学的去勢状態に置かれている。
法務部によると、7人による再犯はこれまでないという。一見当然のことにも見える。

人為的な薬物注入で男性ホルモンの数値が思春期以前の水準に抑制されているため、女性を
見ても何も感じず、勃起もしないことが多い。


Aさんは先月、国内で初めて3年間の薬物治療を終えた。去勢されていたAさんの男性としての性は
薬物注入の中断後、徐々に以前の状態へと戻る。1年後には電子足輪も取り外される。

午後10時から午前6時までの外出制限も撤廃される。保護観察官の管理と監視からも脱する。

Aさんが歩む道は韓国社会がまだ歩んだことがない領域だ。保護観察期間が終わると、国家が
Aさんに関与する法的権限もなくなる。
Aさんを3年間担当した保護観察官は「国家が初期費用を支払い、
Aさんを一定の安定水準に置いた。これからは地域社会と民間の関心が必要だ」と述べた。

最低1-2カ月に1回のい定期的な危機管理を行えば、Aさんの逸脱行為は防げるとの説明だ。

しかし、保護観察官は「管内のいくつかの機関に打診してみたが、Aさんを受け入れる場所はなかった」と話す。
性的暴力相談センターや精神保健センターなど民間機関は一般に被害者救済に焦点を合わせている。
構成員も女性であることが多く、Aさんの受け入れには難色を示すことが多いという。

Aさんは電子足輪を外した後、自由に旅行し、家庭も持ちたいと話している。問題は暴力家庭に育ち、
中卒の学歴しかなく、正常な異性関係を持ったことがないAさんが挫折感を感じ
、再犯の誘惑に
負ける可能性があることだ。放置されたAさんが再び性犯罪を犯したらどうするのか。

今度は化学的去勢も役に立たないから物理的去勢をすべきだと主張することになるのだろうか。

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朴国熙(パク・ククヒ)記者(政治部)朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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