明日の世界:次の150年へのガイド


 http://www.bbc.com/future/story/20130102-tomorrows-world




このインフォグラフィックは上から下に向けて年代順に並んでおり、色分けは赤がコンピュータ&ロボット工学、黄色が政治&ビジネス、緑が科学&自然、青が社会、灰色が技術と分野別になっています。また、項目の後ろに書いてある分数はオッズで、左側にあるほど実現度合いが高そうなもの(=オッズが低い)、右側にあるほど実現度合いが低そうなもの(=オッズが高い)となっています。

2013年にもっともありそうだと考えられているのは「患者は医療アプリ経由で医者から診察を受ける」というもの。それに続いて「中国の人々がグローバル情報にアクセスすることをグレート・ファイアウォールが防げなくなる」が来ていますが、中国ではネットユーザーの実名登録を義務化するなど「開かれたインターネット」と逆行する動きが見られます。「写真共有SNSのPinterestがGoogleに買収される」というのは確かに近そう。一方、実現は遠そうだとされているのは「科学の分野でアメリカが中国に追い抜かれる」「Google Earthにより自分の近所を舞台にしたバーチャルゲームが遊べるようになる」の2つ。


2017年までの5年間で実現しそうなのは「コンピューターが嗅覚を得る(2017年)」「中国の金備蓄量がドイツを上回る(2016年)」「アメリカでデジタル通貨が使われるようになる(2015年)」など。気になるのは「夏の間、北極地方の氷がなくなる(2016年)」というもので、こういった悪い展望については「ディストピア(ユートピアの反対、暗黒郷)」というグレーのラインで縦につながっています。一方で「人々はスマートフォン経由でお互いを触れるようになる」というスゴイものもあり、こういうものは「ユートピア」という白いラインでつなげられています。


10年先、2022年までに実現しそうなこととしては、ユートピアにつながるものとして「高解像度の義眼が発売される(2019年)」「核融合の実証実験に成功する(2020年)」などがあり、ディストピア側では「アラル海が完全に干上がる(2020年)」というものが挙げられています。


25年先、2037年までに実現しそうなこととしては「多くの航空機がパイロット不要になる(2030年)」「チェルノブイリ近郊が国立公園になる(2035年)」など。ユートピアの展望はなく、ディストピアとして「アメリカでは体内に埋め込むタイプの追跡システムが人口の50%以上で使用されるようになる(2025年)」「中国が月の領土を要求する(2030年)」などが挙げられています。


100年先の2112年までには「火星基地が設置される(2060年)」「最初のクローン人間が登場(2062年)」などが実現するかもしれないほか、2100年ごろには新たな氷河期がスタート。アメリカでは税制が廃止されたり、人工知能が起業したりするかもしれません。


そして、2150年ごろには、人類の寿命は150年を越えてしまう……かも。